農商工連携(6次産業化)

動き出した農業経営の成長産業化をキャッチする

背景・課題

地域活性化において食品加工産業は大きな役割を担っており、地域産品を活用したユニークな商品が全国に溢れています。一方、食品規制緩和に直面している農業水産業分野は、国を挙げて成長産業化に向けて動き出しています。しかし食品加工業界も農業経営体も中小事業者が多数を占め、規模拡大と効率化が求められるとともに、消費者ニーズを掴んだ魅力ある商品の開発・販路開拓が重要課題です。

小さくても強い事業体は、特に利益を出して活動することこそが求められており、多くの解決しなければならない新たな問題や課題を抱えています。食品業界と農林水産業の連携による魅力ある商品開発、農業の 6次産業化や、海外への輸出展開、地域のニーズに即した農業開発、後継者育成などの問題・課題が山積しています。

  • こんな課題はありませんか?
  • やり始めたが、どうやって利益を出せるの?

  • 農業の6次産業化を進めるにはどうしたらいい?

  • 海外への輸出展開を相談したい。

  • 地域のニーズに即した農業開発をしたいのだが。

  • 農業後継者育成を相談したい。

  • HACCPやISO22000等のマネジメントシステムを構築したいのだが。


NPOBSの農商工連携支援

  • NPOBSは、企業経営コンサルティングを基礎として、市場調査から製品化までのマネジメントシステムの構築等を支援します。

  • 農業にマーケットインを取り込みます。そのため、市場調査に始まり、マーケティング、バリューチェーンの構築から製品やサービスのブランド化等を行います。

  • NPOBSは、これまで培った経営の知識、知恵、ノウハウを応用し、今農業企業体が発展していくために必要としている新しい知識や知恵、ノウハウを提供し、今必要とされている農業企業体の問題や課題の解決に貢献します。

ポイント

  • 農業と食品加工業者の連携体や食品加工に取り組む農業者にも、経営マネジメントの考え方を取り入れで、企業体質の強化と企業経営の発展に貢献します。私たちは、農商工連携のコンサルティングを行うと同時に経営コンサルタントでもあります。

  • そして、魅力ある商品の開発にはマーケットインの考え方が重要です。これは、経営コンサルティングの専門家としてのNPOBSだからできることです。

  • 今課題となっている農商工連携および6次産業化、海外への輸出展開、地域のニーズに即した農業開発、後継者育成等の支援を行います。

  • HACCP、ISO22000、FSSC22000等のマネジメント認証取得を支援します。

  • 加工食品の開発を支援します。

事例紹介

食品添加物メーカーの食品安全システム認証(ISO22000※)取得

食品添加物メーカーの食品安全システム認証(ISO22000※)取得にあたり支援を実施しました。支援内容は以下の通りです。

  • 現場改善と手順書

  • 記録書類の整備

  • 審査のアドバイス

  • その他

食品メーカーと大学との産学コラボレーション

食品メーカーと大学との産学コラボレーションで新しいタイプの製品開発を支援しました。

  • 食品安全上のアドバイス

  • 特許申請支援

  • マーケティングを実施

  • 製品を上市

地域農産物を活用した加工食品開発

有名な地域名産品(加工品)が少ない地域において、地元の安全安心な食材を活用して、地域のブランド化にも貢献する魅力ある商品を開発するために、消費者調査を含む市場調査を行いたい、という相談をレトルト食品や調味料を開発している食品加工業者からいただき、支援を実施しました。

  • 地域農業者(JAなど)とのマッチング

  • 小売店店頭における試食プロモーションを兼ねたアンケートの実施

  • 消費者モニターを活用した試作品開発の方向性提案

  • 輸出食品の展示会への出展支援による輸出販路開拓

  • 地域ブランド開発に使える支援制度や補助金の活用

その結果、地域ブランドとして開発された商品はこだわり食品を扱う高質スーパーなどでの販
路開拓に成功し、現在も新しい地域食材と取り入れるなど改良を重ねて販売が続いています。

高性能活性炭を活用した農業者向けの農業資材の販路開拓

高性能活性炭の製造技術を持つ製造業者から、活性炭の浄化機能を生かした農業分野で
の商品開発を行うということで、販路開拓の相談があり、支援を実施しました。

  • 製品の機能を農業者に訴求するための、キャッチコピーやパッケージの開発支援

  • 試験販売用の販促ツール(ホームページ作成やパンフレット開発)の支援

  • 主要なマーケットとして野菜農家や市民農園などをピックアップし、市場調査と試験導入による効果測定を実施。

その結果、首都圏近郊での農業者での試用販売や、大手ホームセンターの販路開拓につなげることができました。

顧客の声

  • 「ISO22000の認証取得支援では、ハンズオンで的確な支援をしていただき無事認証取得に至りました。次のステップアップした認証(FSSC22000)の取得もお願いしたい。」

  • 「産学コラボによる製品開発では、期待の120%の仕事をしてくれました。よい製品ができて感謝しています。」


 ※ISO22000:HACCPを中心とした食品安全システム認証

私たちが責任をもってご支援します。

片桐圭司 中小企業診断士、経営管理修士(MBA)、技術士(経営工学)、ISO9001審査員補、ISO14001審査員補
農商工連携(6次産業化)、海外進出支援、創業支援
東北大学大学院理学研究科(修士)修了。非鉄金属事業会社およびその米国子会社にて、電子材料開発、工場のプロセス管理と改善、米国子会社の経営と改革、海外を含む全社品質マネジメントシステム構築、海外招聘技術者の管理技術・マネジメント教育などに従事。法政大学経営大学院(MBA)修了。中小企業や農商工連携事業者の持つ強みをさらに磨く経営コンサルタントとして独立。現在、K&Gマネジメントテクノロジー代表、法政大学経営大学院グローバルMBA特任講師。
松井 淳 中小企業診断士 行政書士、農業経営アドバイザー試験合格者、食農連携アドバイザー

Keywords:

農林漁業、6 次産業化、成長産業化、マーケットイン、マーケティング、バリューチェーン、地域、地域ぐるみ、地域づくりの農業、脳が喜ぶ、農産品のブランド化、利益の出る農業、販路拡大、海外展開

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